この本では、ロジカルシンキング、ビジュアル化、数値化、言語力、
など、体系的に必要な知的思考法を紹介しています。
基本的なフレームワークの紹介や、フレームワークの創りかたなど
を紹介している。
論理思考力を育てるために
日常業務でのMECEや2X2のフレームワークをつくることを練習することや
論理パズルになれることを勧めている。
著者が考えるビジネス思考を高める思考法が網羅されているといっていい。
ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力
勝間和代 著
ディスカバートゥエンティワン 刊
2008/7/5 第4刷
327ページ
¥1600E
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワークカ◎目次
はじめに 1
第1章 「ビジネス思考力」を定義する!
「ビジネス思考力」を定義する! 16
①ビジネスの場を中心として 17
②限られた情報と限られた時間の中で 18
③より適切な推論・判断を行い 21
④より適切な行動を起こすことで 24
⑤より高い付加価値を生み出す能力 お
なぜ今、「ビジネス思考力」が必要なのか 31
ベストセラーに見る労働環境の変化と市場のニーズ 31
「教えて君」 から脱却しよう! 34
思考の六つの段階 40
ブルーム博士の思考の六段階モデル 40
知識のレベルで思考を止めない! 42
ビジネス思考力をつけることで得られる五つの果実 48
①将来の予測可能性が高まる 48
②リスク管理ができるようになる 50
③新しい行動がとりやすくなる 51
④より恵まれた仕事に就ける 52
⑤ムダな作業を削減できる 54
ビジネス思考力はコツさえわかれば、日常生活で習得が可能 58
第2章ビジネス思考の基礎となる7+1の力
まずは「フレームワークカ」のお話から 64
基本的なフレームワーク21選! 67
既存のフレームワークから新しいフレームワークをつくる 74
書籍の知恵をフレームワークで整理するクセをつける 75
「000力」とは何を示すのか、というと 78
第3章 一つめの力論理思考力Logocal Thinking
論理思考力をわかりやすくいうと 82
そもそも、「論理」 って何? 82
論理思考力を身につけるための三つの基本テクニック 86
①MECEに分類するクセをつける 86
②ピラミッド・ストラクチャーで展開する 94
③すべての思考を仮説からスタートさせる 96
論理思考力を身につけるための四つの実践方法 100
①日常の業務に即した練習問題をひたすらやってみる 101
②論理パズルをすき問時間にせっせと解くクセをつける 104
③日々、原因と結果を考えるときに「なぜ五回」を繰り返す 105
④日常的に観察から仮説をつくる習慣をつける 108
とはいえ、「あと知恵バイアス」には注意! 113
第4章 二つめの力水平思考力 Lateral Thinking
水平思考力をわかりやすくいうと 116
デポノの有名な問題 118
想定した範囲以外から解を出す 121
水平思考力を身につけるための三つの基本テクニック 124
①自分が無意識に使ってしまっている前提を疑う 125
②ものごとに対する新しい見方を積極的に導入する 130
③一見別々のものを、積極的に組み合わせてみる 133
水平思考力を身につけるための四つの実践方法 138
①種になりそうなアイデアの量をとにかく増やしてみる 139
②出てきたアイデアは、なるべく早く市場で試してみる 142
③アイデアがうまくいかないときにこそ、失敗から学んで早く修正する 145
④他の人とのかかわりの中でアイデアを醸成する 148
第5章三つめの力視覚化力 Visualization
視覚化力をわかりやすくいうと 154
視覚化力を身につけるための三つの基本テクニック 158
①画像が持つパワーを理解し、効率的な情報処理方法として活用する 159
②「デザイン」の力と意味を身につける 164
③画像と文字の情報を組み合わせ、相互の活性化につなげる 169
視覚化力を身につけるための四つの実践方法 174
①フォトリーディング+マインドマップをマスターする 175
②イメージ・ストリーミングを習慣的に行う 178
③イラスト・図表をつねに意識して使うクセをつける 181
④睡眠を十分にとり、夢を活用する 184
第6章 四つめの力数字力 Numerical Thinking
数字力をわかりやすくいうと 188
画像の対極、数字の世界 190
数字は、正確な情報共有のためのもの 190
数字を組み合わせる力は創造性につながる 193
数字力を身につけるための三つの基本テクニック 196
①数字の意味を知る 196
②数字に分解する 202
③統計を読む 206
数字力を身につけるための四つの実践方法 214
①政府発表や世論調査、企業データなどの数字を見る習慣をつける 214
②身の回りのわかっている数字を記録する 218
③数字から仮説をつくる 220
④数字を使って人に説明してみる 224
第7章 玉つめの力言語力 Language Capability
言語力をわかりやすくいうと 230
言葉は実は非常に高度なテクニック 230
言語力を身につけるための三つの基本テクニック 234
①なるべく多くの知識・説明を知る 234
②言葉に落とす習慣をつける 240
③比喩を意識する 242
言語力を身につけるための四つの実践方法 246
①読書・読書・読書 247
②話す時間・書く時間の質量を高める 249
③辞書を引き、検索するクセをつける 252
④ブログで訓練する 255
第8章 六つめの力知的体力Mind-Body Correlation
思考と実行をつなぐ「評価」のフレームワーク 260
知的体力をわかりやすくいうと 262
「多重知性理論」(マルチプル・インテリジェンス) 262
心は身体の中にある? 264
知的体力を身につけるための三つの基本テクニック 266
①身体と頭の関係を理解する 267
②健全な精神が健全な発想を生む 270
③食べ物と知力の関係を理解する 273
知的体力を身につけるための四つの実践方法 276
①ブレインジムの体操を行う 276
②聴覚、触覚、味覚、嗅覚を鍛える 278
③三毒を追放する 283
④身体にいいものを中心に生活する 286
第9章七つめの力偶然力 Serendipity
偶然力をわかりやすくいうと 290
偶然力を身につけるための三つの基本テクニック 296
セレンディピティの定義をもう一度振り返る 296
①偶然のチャンスを生かす 298
②与えられた情報の中からつながりを見つける 303
③失敗、批判を素直に吸収して、無理に格好をつけない 305
偶然力を身につけるための四つの実践方法 312
①よいチャンクを集める 313
②つねに観察しつづける 314
③魅力的な人に会う 316
④つねに周りをポジティプな視点で見る 318
最後に 323
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