
予想通りに不合理
薬は、薬効なくても値段が高ければ、効果がでるとか、無料な商品を提示することで
人を集めたり、売り上げの伸ばしたりできる。
人間の不合理な行動にスポットをあて行動経済学の立場で、その自称を実験により
証明している。非常に参考になる本だ。
予想通りに不合理
ダン・アリエリー 著
早川書房 刊
2009/1/25 第4版
345ページ
¥1800E
予想通りに不合理 目次
はじめに 9
1章 相対性の真相 23
なぜあらゆるものは-----そうであってはならないものまで-----相対的なのか
2章 需要と供給の誤謬 50
なぜ真珠の値段は-----そしてあらゆるものの値段は-----定まっていないのか
3章 ゼロコストのコスト 83
なぜ何も払わないのに払いすぎになるのか
4章 社会規範のコスト 104
なぜ楽しみでやっていたことが、報酬をもらったとたん楽しくなくなるのか
5章 性的興奮の影響 131
なぜ情熱はわたしたちが思っている以上に熱いのか
6章 先延ばしの問題と自制、 154
なぜ自分のしたいことを自分にさせることができないのか
7章 高価な所有意識 176
なぜ自分の持っているものを過大評価するのか
8章 扉をあけておく 192
なぜ選択の自由のせいで本来の目的からそれてしまうのか
9章 予測の効果 211
なぜ心は予測したとおりのものを手に入れるのか
10章 価格の力 234
なぜ一セントのアスピリンにできないことが五〇セントのアスピリンならできるのか
11章 わたしたちの品性について その1 261
なぜわたしたちは不正直なのか、そして、それについて何ができるか
12章 わたしたちの品性について その2 287
なぜ現金を扱うときのほうが正直になるのか
13章 ビールと無料のランチ 305
行動経済学とは何か、そして、無料のランチはどこにあるのか
謝 辞 323
共同研究者 327
訳者あとがき 335
参考文献 343
原 注 345
テーマ : 知っておいて損はない!!
ジャンル : ビジネス