お金は銀行にあずけるな
タイトルは刺激てきだが、金融知識を身につけてお金の
運用知識を得ることが日本人には不足している。
運用知識を得て、自分の資産を増やすとともに投資によって
社会的責任を果たしている企業を育てていくことも重要と
説明している。
お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践
勝間和代 著
株式会社光文社 刊
2007/11/25 2刷発行
230ページ
¥700E
お金は銀行に預けるな§目次
はじめに 3
第1章 金融リテラシーの必要性 17
金融リテラシーとは/日本の家計における〝リスク資産〃 の割合/ワークライフバランスのために/日本人は本当にリスク回避的なのか?/リスクを取らないのはなぜか?/金融リテラシーの能力とは/金融リテラシーが低い理由/金融リテラシーの基本原則/自分の資産がどんどん減る/お金をコントロールする
第2章 金融商品別の視点 57
分散投資(アセット・アロケーション) を理解する/見かけ上のリスクと本当のリスク/「ためらい」 が儲けの源泉
金融商品別の視点
【定期預金と国債】……円建ての金利商品を比較する
【株 式】……プロが得して個人が損する
【為 替】・…‥お金を外国に預ければ儲かるのか
【不動産①住宅】……個人で持つ最も大きな金融商品
【不動産②REIT (不動産投資信託)】‥…・主力の金融商品になる可能性
【投資信託】‥…・万人にオススメの金融商品
【生命保険】‥‥‥住宅に次ぐ大きな金融商品
【コモディティ (商品)】‥…・21世紀の注目商品
【デリバティブ】‥…・先物・オプションの基礎知識
第3章 実 践 149
円高と円安、どっちがどっち?/「じゃんけん理論」と「チャート分析」/金融でしっかり儲ける方法の基本5原則
金融リテラシーを身につけるための10のステップ
ステップ①リスク資産への投資の意思を固める
ステップ②リスク資産に投資をする予算とゴールを決める
ステップ③証券会社に口座を開く
ステップ④インデックス型の投資信託の積み立て投資を始める
ステップ⑤数カ月から半年、「ながら勉強」で基礎を固める
ステップ⑥ボーナスが入ったら、アクティブ型の投資信託にチャレンジ
ステップ⑦リスクマネジメントを学ぶ
ステップ⑧リターンが安定したら、投資信託以外の商品にチャレンジ
ステップ⑨応用的な勉強に少しずつチャレンジ
ステップ⑩金融資産構成のリバランスの習慣をつける
投資原資の生み出し方
第4章 金融を通じた社会責任の遂行 197
資本主義の二つのほころび/「小さな政府」 路線の結果/金融リテラシーがないと、自分の身を守れなくなってきた/社会責任投資の発展/金融の生涯教育に向けて
おわりに 223
【参考文献】 230