
30秒「すごいアイデア」を出す技術
著者が築いた知的ノウハウを説明してくれる本。
範囲は、アイデア発想を中心にして、速読法や、外国語勉強法から
経営手法にいたるまで。
基本的に、いろいろな事象に共通している事柄をさがして
一般理論を立てる考え方を実践している。
例えば、
すごい考え方の基本は、
1)夢志向
2)質量、量質
3)数でコントロール
4)マルチメディア表現
5)八感覚イメージ
から構成されているという。
つまり、高い目標や、望みを掲げ、それを実現する因果関係をあきらかにする。
あいまいをすてて、何でも数値化であらわす。
数値化した目標を管理していく。
文章、図、表、音楽、動画などで表現する。
すべての感覚(目、耳、鼻、口、皮膚、動く感じ、時間間隔、無意識の感覚などを
使い、頭の中にイメージをつくることだと説明している。
読書のスピードをあがるには、キーワードのみ着目してその他はすてるのだという。
本100冊を読むのに5時間しかかからないそうだ。
またすごいアイデアを出すために
1)不可能への挑戦
2)人生観を確立しておく
3)技法の中身を考える
4)長く考える
5)共通点を掘りぬく
30秒「すごいアイデア」を出す技術
矢矧 晴一郎 著
成美堂 出版 刊
2005/11/20 第1刷
235ページ
¥524E
目 次 * 30秒「すごいアイデア」を出す技術
まえがき3
1章「いつもの延長線」を断ち切る法
1「発想革命」はこんなきっかけから 18
私はこうして「生き直し」を始めた 18
「ないないづくし」からも知恵は出る 20
いいアイデアには「ぬくもり」がある 22
2 頭を「アイデアエ場」にするノウハウ 25
「なんでもスピード上達」の条件 25
「一人三役」程度では頭は刺激されない 28
3 発想に「判断ルール」を組み込んでいく 32
たとえば「最も〇〇」を考えていくと? 32
「うまくいきそうなこと」の発見 34
「入れ替え」「切り換え」のテクニック 36
4 ひらめきはこんな「人」に触発される 38
考えるパターンが変わった六つの原因 38
頭にイノベーションをもたらす「理想の人物」とは 40
アイデアにも叱咤と激励が必要 42
5「五つの新機軸」を頭に刷り込め 44
「迷路」をグルグル回りがちな人に 44
数字にできないものを数字に変えてみる 46
図表をどう使うか 48
「すごい感覚」がやってくる 50
すごいアイデア「超」ヒント① 52
2章「面白くて実現可能」を探すノウハウ
1 頭の「情報処理速度」を効果的に上げる 58
なぜ私は「一日一〇〇冊」の本を読めるか 58
「集中」をステップアップする 60
「期限を切って圧縮する」テクニック 62
2「遅さ」を次々と撃破する 65
「一日五万字」を書く「発想の出発点」 65
「早さ」と「すごさ」の両立 66
いいアイデアにはチェック機能がある 68
頭の「ゆとり」のつくり方 70
3 安定した「アイデア源」を確保する 72
会話上手になるのもアイデアひとつ 72
「方程式」で人の本心を安定して見抜く 75
4 アイデアを人の頭から引き出す 77
この質問術がクリエイティブ 77
アイデアをみるみる磨き立てる法 79
発想がいい人は質問が必ずいい 80
5「より実践的Lを探し当てる 84
上手・下手も数字で発想すると? 84
数値化から自己評価を始める 86
すごいアイデア「超」ヒント② 90
3章「数のすごさ」「質の優位」をリンクする
1 いつも「結果を出す人」になるために 94
私は語学速習アイデアをどう得たか 94
「速く」から「超速」への近道 97
2 人より先を見るテクニツク 100
「パソコンの化学者」の育ち方 100
「比較」発想術 103
頭も「用途から使いこなす」のがコツ 104
3「無意識的」を「意識的Lに切り換えよ 106
たとえばインターネットも検索ひとつで…106
「受信」と「発信」の比率を変えよう 108
4 ひらめきと数学の密接な関係 111
発想からあいまいさを取り除く 11
塊実が理想とかけ離れるのはなぜか 112
どうすれば仕事で「最大成果」が上がるか 114
「疲れを知らないアイデアマン」になるために 117
頭のよさは健康に支えられる 117
健康の「根本法則」 119
頭と体を深く対話させよ 121
すごいアイデア「超」ヒント③ 124
4章発想段階で入を巻き込む
1 アイデアは「隔離」を嫌う 128
「戦略を目で見る」私の方法 128
「すごい経営戦略」のつくられ方 130
「説得グラフ」のルール 132
2 ズバリ本質から「す2いアイデア」をつかみ出す 135
たとえばグラフの本質は? 135
「劇的なこと」が起こる時 136
「純粋理論」からもアイデアは生まれてくる 138
3 平凡なものに1深さ」を持たせる考え方 141
まだまだ図の発想には余地がある 142
図に革命を起こす六つのテクニック 144
言葉だけの説明では人は動きにくい 144
4 発想を「ねずみ算式Lに増やすには 146
たとえば「表の設計」をどう始める? 146
「手順」発想法 148
アイデアの値打ちを高める 150
5「組み合わせの妙Lに到達する 153
できる人は「地図思考」 153
「クリエイティブマップ」発想法 154
すごいアイデア「超」ヒント④ 158
5章アイデアと仕事を具体的につなげていく
1 時間と仕事に追われている人に 162
「管理」の視点からものごとを見直す 162
悪循環からの最も身近な「脱出口」 164
「先手管理」を発想せよ 166
2「発想のひな形」の発見 170
一見バラバラに見えるものをつなげる 170
「標準化」のアイデア 172
マンネリをどう防ぐか 174
3 共通点をねばり強く探していく 176
ひな形から「オリジナル」への道筋 176
業種・業態にとらわれるな 178
4 強くなるには共通の夢を持つ 181
よいビジョン、悪いビジョン 181
まずツールを発案する 183
夢の「風向き」を見よう 185
5「高品質」を具体的な形にしていく 188
「質向上」の第一歩 188
相乗効果をもっと高める 191
「一流人」になるために 192
すごいアイデア「超」ヒント⑤ 195
6章「発想、実行、成功」の人生サイクルを完成する
1「すごいアイデア」私の原点 200
レオナルド・ダ・ヴインチの発想法 200
天才の八つの要素 202
発想を変えた「一枚の比較表」 204
2 個別の成功体験に惑わされるな 209
「狭く深く」はひらめきを狭くする 珊
「不可能への挑戦」とは? 210
3「人生経営」という発想 214
大切なのは「すべてに共通の枠組み」 214
「発想病」の研究 217
4「自分という中小企業を大きくする」220
九つの勘どころ 220
欠点をみずから補う 222
三つの重要ポイントとは 225
5「自分を変える」から「人を変える」に進む 226
なぜ人生に「理論」がないのか 226
心と感情のシミュレーション 228
アイデアの「すべての源」がここにある 231
すごいアイデア「超」ヒント⑥ 233