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世界でいちばんやる気がないのは日本人

worldno1japan

世界でいちばんやる気がないのは日本人

ショッキングなタイトルですが、アメリカのコンサルティング会社のレポート(2006年)に
よれば、日本人の仕事に対する意欲は世界16カ国中最低であったということから
このようなタイトルになっています。
仕事のやる気がでる動機は、給料の高さではなく、個人の意志で実行をすると決めた
ことが出来る環境であることを著者は述べています。
そのためには、従来の成果に応じた給料制度だけでなく、実行する目標を
マネージャーと部下がよく話し合って決める真の目標管理制度が必要といっています。

また北欧人のスタイルが日本人にあっているとして次の4つの行動規範を学び
日本人のビジネスのやる気を取り戻すという提案をしています。

1)専門特化した技術を武器に世界市場に乗り出せ
2)相手の文化に溶け込む謙虚な姿勢で商取引を行え
3)上下関係が希薄なフラットな組織で委任型リーダーシップを取れ
4)自主独立の精神を貫き、リスクを恐れずに未知の世界へ乗り出せ

世界でいちばんやる気がないのは日本人
可兒鈴一郎 著
講談社 刊
2008/6/20 第1刷発行
190ページ
¥800E


世界でいちばんやる気がないのは日本人 目次
はじめに
序 章 世界でいちばんやる気がないのは日本人?
あるショッキングな調査結果 16
「ジャパン・アズ・No1」崩壊 19
規制緩和が殺した競争力 21
「一億総中流」ゆえのやる気 25

第1章 やる気を失った日本人と成果主義
「やる気」を経営用語に変換 26
最もやる気があるのは中南米? 28
100点でなきやイヤな日本人 30
管理職の質は16カ国中最下位! 31
パワハラまがいに陥りやすいわけ 34
「成果主義」は魔法の杖か? 36
人件費抑制と意欲向上は両立せず 38
鳴り物入りの「失敗作」 39
突然個人プレーがムリな日本人 40
成否のカギこそ日本のアキレス腱 42
米国にない「成果主義」という言葉 44
日本がマネた「目標管理」制度 45

第2章 日本人上司とスウェーデン人上司の違い
スウェーデン人のマネジメント 48
元海軍将校は典型的な日本人上司 48                   
「オレを頼りにしてくれるういやつ」 50
辞令一本で人を動かさない欧米人 51
「悪魔の弁護士」で部下を育てる 52
レポートの添削の文字にウンザリ 53
重役も自分の運転で通勤 55
「フェアじゃない」ことに猛反発 56
やる気を引き出す理想的な上司 57
理不尽を嫌う「怒れるライオン」 60
組織を自分の色に染めない 60
遠回りしてでも人を育てよ 61
上司は優秀なカウンセラー 63

第3章 「やる気」のメカニズムを解剖する
〝ご褒美″ ではやる気が出ない 66
給料の高さとやる気は直結しない 67
働く日本人が最重視するもの 69
優秀な人材にフラれない条件 70
「マズローの欲求5段階説」 75
給与の額がどんな意味を持つか 75
残業代よりほしいものとは 76
やる気は経営者に悪用されるか 79
モチベーション理論と現実の承離 80

第4章 日本人管理職は、なぜ部下のやる気を失わせるのか
やる気を失うメカニズムを分析 84
日本人上司が面倒くさいもの 84
「会社に裏切られた」日本の社員 86
人事異動も個別合意がいる欧米 87
上司が楽できる欧米流極意 88
奥さんも部下ももっと褒めなきや 90
肝心な話し合いとは 91
欧米人が下す最も厳しい評価 95
日本人管理職の権限は小さすぎる 94
「和をもって」責任を取らぬ日本人 95
日本の義理と人情は甘えの世界 97
ワガママを言わない 「甘え」 98
起業家精神が育ちにくい日本 100

第5章 甘えたいから、ワガママを言わない日本人
日本人はゴール前で仲間にパス 104
お仕着せの目標設定 106
キャリア計画を考えない日本人 107
何が大切か自分でわからない 108
3つの基本原則 110
足して2で割る妥協になる危険 111
行動科学を知らない日本人上司 113
日本の終身雇用は優れた制度 115
転勤は奥さんが反対すればダメ 117
自分で選んだ意識が低い日本人 119
「これで食べてる」欧米人の意識 120
社員は会社という家族の一員? 122
日本人にやる気を出させる方法 123
マイクロクレジットに学べ 125
発展途上国援助がビジネスに 126
理想的な管理職と部下の関係 127
「共生関係」を築くことが肝要 130

第6章 私の「マネジメント・バイアウト」
私が受けた成果主義の洗礼 134
教育研修を事業として外売り 134
私が出した3つの条件 136
社内外の有能な人の力を借りる 138
米国ディズニーとの会議運営術 139
モチベーションが高いスタッフ 141
温室栽培されながら自己実現 143
独立するための武器を探す 144
「異文化対処力開発テスト」 146
予想外の赤字を切り抜けるには 147
事業を縮小すべきか否か 149
規模より質を取った 150
親会社から自社株を買い取る 151
もはや甘えは許されない 153
ささいな不都合が拡大する前に 154
会社よりお客さんのほうを向け 155
お互いにメリットのある関係を 157
スウェーデン人上司の教え 158

第7章 ヴァイキングの教え
ボルボやイケアを生んだ北欧 162
北欧スタイルは日本人に合う 163
専門に特化したノキア 165
個人レベルでの専門特化とは 168
異国に溶け込んだイケアの成功 170
自分の都合を押しっけない 171
売り込むより、まずヒアリング 173
米国よりもっとフランクな北欧 174
小回りが利かないピラミッド型 175

芸能プロダクションのように 177
部下はタレント 178
スウェーデンに発明家が多いわけ 180
会社の「空気」は変えられる 181
間われるのは結果のみ 182
スウェーデン語にない「恩」 184
ヴァイキングはクリエイティブ 186
やる気のない日本人の正体とは 188

《参考文献リスト》 190
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