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トヨタ式世界を制した問題解決力

toyotasolution

トヨタ式世界を制した問題解決力

最近、トヨタのプリウスやレクサスなどがブレーキの不具合でリコールになっている。
しかし、この本を読んで、トヨタは、大丈夫だと思った。
もともとトヨタは、品質や効率的な造り方で、有名だが、
その真髄は、知恵を使って、GMや海外企業との競争に追いつけ追い越せを
お金を使わないで、かつ人に無理を強制しないことを基本にしている。
トヨタの伝統は、「中でやること」「自工程完結」社員一人ひとりが
主役になって品質改善をおこなう。それは、無理や無駄な作業を改善し、
誰でもミスをおこさないように仕組をつくる。そのプロセスを重要視しているので
国内工場を閉鎖して海外への安い所へ移転するなどの考え方はない。

組織の動かし方も、権限で動かすのではなく、説得で無理せず粘り強くおこなうという。
また、GMに追いつこうとしていたとき、部品の製造価格に差があった。
そのとき、GMの部品製造価格を基準価格にし、トヨタの製造原価が高い分を
ムダづかいとしてバランスシートに載せ、問題の見えるかをおこなった。
そのムダ使いを改善によってコツコツなくしていったという。
なぜ、GMに負けているかを具体的な数字で見えるようにしたことが重要だ。


トヨタ式世界を制した問題解決力
若松義人 著
株式会社経済界 刊
2007/11/6 初版第1刷発行
206ページ
¥800E

目次 * トヨタ式世界を制した問題解決力
「知恵を出す」という指令塔からトヨタ式全体を眺望する - まえがき3
序章小さな改善がなぜ世界をリードしたのか

①トヨタ式は問題がなければ問題を見つけてでも改善する 16
 強者ほど「負ける恐怖」を強烈に持っている 18
②実際的思考をさせるトヨタ式の工夫 20
 「一分のスキもない論理」にボロボロ欠けているもの 22
③トヨタ式は「貧乏人の苦肉の策」だからこそ強い 24
 成功物語はチームワーク物語でもある 26
④「お金より心Lは精神論でなく改善の原動力 28
 トヨタ式には「一人で暗く考えこむ人」がいない 30
一章トヨタ式は「考える力」をつける世界標準
①少し困れば少しの知恵が、大きく困れぽ大きな知恵が出る34
「あれさえあれば」発想から1あれがなくても」行動に進化せよ 36
②「できない」と決めつけないのガトヨタ式 38
ラクにやれる方法を追求すれば仕事はうまくいく 39
③「難路が近道」だと知っているか 41
 要注意! 短期にシメると短期でゆるむ 43
④外注を減らすことで実践思考ガ増えてくる 45
「みんながやるように」では競争に勝てない 46
⑤短期的には不利になっても1なぜLを五固くり返す
 問題個所だけに問題があるのではない 50
⑥「見るLから「観るLに、1聞く」から1訊く」に入力回路を変えていく 52
「考えて、もう一つ考える」習慣が始まる 54
⑦慣行や前例に発想をしばられないために 56
 「見たのか」はトヨタ式に必須の問いかけ 58
⑧イエスだけで応じず「それに加えて」で応じよう 00
 トヨタ式は上司の指示にも知恵を加える 62
⑨わかっていてヒントだけ出すのガトヨタ式上司 65
 どこがわからないのかを部下に気づかせる 66

2章やってみることは思考の一部である
①トヨタ式は「もう少しやろう」の積み重ね 70
 トラブルは再発するたびに大きくなる 72
②「汗水たらす仕事」をなくそう 74
生産法・生産品生産者みんなが向上するのが改善 76
③「すぐに」と「ラクに」がなぜ同義語なのか 78
 トヨタ式に「あとで」という答えはない 79
④考えるとき選択肢を「増やしていく」のガトヨタ式 81
 いい解決策は全体最適を頭に置くと見つかりやすい 83
⑤成功法には「失敗のノウハウLも含まれる 85
 二代目は「苦労した初代」を超えられない 86
⑥いちいち考える作業は「考える作業」とは違う 88
 思考のムダを節約する 90
⑦環境を変えることで考え方を変えていく 92
 労働強化を防ぐ法 94
⑧部分を追っても全体にはたどり着けない 96
 必要数こそ解決のオールマイティ 98
⑨やさしい仕事も手順はくずすな  100
 トヨタ式は小事を守ることで大事を防ぐ  102
⑩なぜトヨタ式は人を増やさない増産もできるのか104
 必要が知恵を引き出す 106

3章 トヨタ式の強さは「知恵がチームを組む」強さ
①トヨタ式に1越権行為しはありえない 110
 一人の天才より百人の普通人の束が強い 112
②「後工程はお客様、前工程は神様Lの真意114
 ほかの工程を助けることが自分を助けることにもなる116
③トヨタの上司は、御用聞きのように部下から知恵を引き出す
 創意くふう運動の始まり 120
④組織も困らせてこそ大きく育ってくる 122
 人を選ばずに育てるのがトヨタ式 124
⑤世界を制したトヨタ式「徳川三河の軍団力」 126
 なぜトヨタは「泥くさい団体行事」を誇るのか  128
⑥トヨタ式は「率先力」が誰でも必ず強い 130
 診断士でなく治療士になれ 132
⑦「いばるより粘るLで人を動かす 134
 アメリカに出向した元トヨタマンの話 136

4章 夢は見える化せよ、失敗は数値化せよ
①トヨタ式はライバルより「トップ」ときそう156
 犬野耐一の部下を鍛える五つのステップ 158
②満足しても慢心するな 160
 改善したところをまた改善して、さらに改善する 162
③がんばりより結果を、結果よりプロセスを評価せよ 163
 くり返せるのが本当の成功である 165
④「A3用紙一枚」から始まる見える化 167
 未整理情報はしばしば害をもたらす 169
⑤データは使うもので、頼るものではない 171
 現場を見ると数字のアヤが見抜ける 173
⑥書類が勘を鈍らせる 174
 専政はなぜ急減できたのか 176
⑦ミスをしたくともできない環境をつくる 177
 トヨタ式フォローアップの習慣とは 178
⑧社員に「経営者の夢」を持たせる 181
 トヨタ式上司に求められる五つの資質 182
⑨トヨタ式はどう「未来力」を鍛えるか 184
 仕事の付加価値は夢である 186

終章 「まだ」意識がトヨタ式を「また」進化させる
①自分で自分を評価するな 188
トヨタ式進化の方程式①-----ベンチマーキング 190
②企業も「自分だけが」意識を捨てることが必要192
トヨタ式進化の方程式②-----協力会社コラボレーション

⑧トヨタ式「上司豹変」のすすめ 138
 仕事の大部分は信頼関係である 140
⑨トヨタ式は負担増を注意深く避ける 142
 まず自分を変えることで周囲を変えていく 144
⑩職人が育つのはいいが、職人に頼ってはいけない 146
 システムづくりは標準づくりから 148
⑪悪いときに活躍できる人がよい人材 150
 クレーム処理は一つ上の役職者が顔を出せ 152
③トヨタ式は「欧米型」と明快に一線を画す 196
 トヨタ式進化の方程式③-----人情を活かす経営 198
④トヨタは「弱小日本の貧乏企業時代」精神を含も忘れない 200
 トヨタ式進化の方程式④-----危機意識の継承 202

あとがき 205



プロフェッショナルの5条件

5professional

プロフェッショナルの5条件

経営コンサルタントの著者が27人の経営者へのインタービューを通して
ビジネスで成功するためのプロフェッショナルの条件について
説明してくれる。

著者は、プロフェッショナルとは、最終的にしつこく自分と対峙し、
自分を探求し続ける「愚直さ」こそがプロフェッショナリズムとしています。

いくつかのエピソードの中で、なるほどと思ったものに、
ディズニーランドのトイレ掃除の話があります。
ディズニーランドでは、トイレ掃除をする人は、トイレ掃除とは
呼ばないそうです。トイレにメアリーとかトムとかの名前がついていて
メアリーの面倒を見てくれる人という呼び方をするそうです。
これは、従業員へ仕事の権限とプライドを与えていることだそうです。
だからこそ、ディズニーランドのマニュアルでは徹底不可能に思える
ホストへのホスピタビリティが発揮されるのでしょう。





プロフェッショナルの5条件
 ビジネスを勝ち抜く法則
ショーンK 著
朝日新聞出版 刊
2009/5/30 第1刷発行
243ページ
¥1500E

目 次
はじめに 9
第1章自問力 13
1 「気づき」こそ成功の序章 14
2 常に準備力をもち続ける 20
3 ビジネスに応用できる定義カ 26
4 ポータブル・スキルをもつ 31
5 プロはアナロジー(類比)が得意 42
6 フレームワークカを鍛える 47
7 自分のドメインを定める 51
8 ビジネス・ドメインを広げる 57
9 「自問力」のまとめ 64
第2章構想力
65
1 情報は収集するな 66
2 アウトプットをしようと想像力を働かせる 70
3 世の中のギャップに気づく 74
4 ビジ、ネス・パーソンは変人であるべき 81
5 パラレル・タスクが脳を活発化させる 90
6 直訳ではなく、ローカライズをする 93
7 構想力はマニュアルでは育たない 98
8 まず仮説を立てる 104
9 付加価値をつけるための基礎体力 108
10 プライドがクオリティーを守り、上げていく 113
11 「構想力」のまとめ 116
第3章 失敗力117
1 失敗こそモチベーションの糧になる 118
2 失敗を失敗と思わない 125
3 鈍感になる 132
4 仮説のない失敗は「事故」 134
5 目標達成のために舞台を作る 137
6 石橋を叩く時問はもったいない 144
7 「失敗力」のまとめ 148
第4章 協創力 149
1 ファシリテ一夕一能力を高める 150
2 他人を通して自分を知る 155
3 異分子と相互作用する 160
4 他人を動かす 165
5 プラットフォーマーカを身につける 171
6 顧客満足と社員満足の関係 175
7 改革は現場で起きでいる 180
8 「協創力」のまとめ 182

第5章愚直力 183
1 少年の頃の夢を追い求める 184
2 点と点をつなげる能力をもつ 191
3 持続可能性をもつ 197
4 胆力をつける 202
5 「志」こそ企業には必要だ 206
6 「愚直力」のまとめ 213

終章プロフェッショナルの条件とは 215
  ショーンズ・コンサルティング220
  企業家プロフィール一覧 234


ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する

bigrice


ご飯を大盛りにするオバチャンの店は
必ず繁盛する

島田伸介さんは、過去25年間にわたり手がけたサイドビジネスで
失敗したことがないという。
そんな島田伸介さんのビジネス哲学をわかりやすく
説明してくれる本だ。
その哲学をひとことでいうと
常識とちがうことを、興味をもったことを対象にして
働いている人が幸せになるためにビジネスをするということ。
商売をやっている人、これからやろうとする人など
絶対にこの人の考え方は、参考になる。

幻冬舎新書
ご飯を大盛りにするオバチャンの店は
必ず繁盛する
絶対に失敗しないビジネス経営哲学
2007/5/30 第一刷発行
島田紳助 著
株式会社幻冬舎 刊
164ページ
\700E


ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する 目次

第一章みんなが幸せにならなきゃ意味がない
 人の心を動かすアイデア 8
 危険な成功の錯覚 16
 常識はずれを合理的に考える 24
 顧客満足度より従業員満足度 29
 職場に恋人がいたら仕事が楽しくなる 36
 人と人がつながり、チームが生まれる 40
第二章常識破りで魔法のアイデア
 タレントの店はなぜつぶれるのか 46
 会員制で薄利多売を可能にする逆説的成功システム 50
 フォークソングバーのアイデア 54
 自分の成功が偶然でなかったことを証明するために 54
 石垣島の北端にある喫茶店 63
 単純なコピーは、オリジナルを超えない 67
 初公開!今、考え中のアイデア 73
 アイデアの基本は、客としての素直な目 81
 どれだけ興味を持てるかが成功のカギ 85

第三章仲間こそが宝物
 冒険の入口まで連れていくのが僕の仕事 92
 夢と冒険 96
 いい子は幸せにならなくちゃあかん 99
 天現寺のお好み焼き屋『のろ』の例 103
 新しいビジネスを始めるなら素人と組む 106
 同地区に同業種の店が増えれば客も増える 110
 他人のために力を出せる心の熱い人間 114
 こいつを男にするという気持ちが出発点 118

第四章お金と成功
 お金は確かに便利なものだ 126
 客が言う「こんなに食べてこの値段は安い」は嘘 129
 お金の重さ 134
 冷静でさえあれば、視野は広くなる 142
 16歳の誕生日に親父が買ってくれたバイク 150
 心がひりひりするような不安と、頭が真っ白になる喜び 154



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