
スティーブ・ジョブズ 神の戦略
成功するためには、ウソでもいいからチャンスを掴み
それを真実にしていく。
アップルのスティーブ・ジョブズもマイクロソフトの
ビル・ゲイツもそうやってきたということがわかった。
スティーブ・ジョブズ神の策略
竹内一正 著
株式会社経済界 刊
2009/12/11 初版第2刷発行
223ページ
¥800E
目次 ◎ スティーブ・ジョブズ神の策略
はじめに 3
ジョブズ戦史 14
1章 苦労を共にしただけで、一生を共にしようと思うな。
1「欲しい!」は最もよく人を動かす 18
褒めれば誰もが従順になる 18
マッキントッシュも欲望から生まれた 22
土地を肥沃にする「山火事」 25
2 人の入れ替えをためらうな 29
人材にも新陳代謝が当てはまる 29
敵を特定すると士気は高まる 31
IBMの失敗 33
3 演じれば騙されてくれるものだ 37
「役に立ちたいんだ」 37
嘘を真実に変える 40
ジョブズはいつでも千両役者だった 44
4 必要な嘘は平気で言え 48
「天下を獲る」ために必要なこと 48
年俸一ドルのCEO 50
2章 頭のいい奴は敵にしてもいいが、運のいい奴は必ず味方にしろ。
1 ビジネスモデルより人を見つけろ 56
ワンマンほど他力を借りるのがうまい 56
「ビジネス」をしたかったジョブズ 58
創業者の東奔西走時代 60
2 疑問を持つ人がチャンスを持つ 64
現場の仕事と管理職の仕事 64
失敗を恥じるな 67
3 短期の失敗で人生を計るな 71
蜜月が終わる時 71
たとえ煮え湯を飲まされても…… 75
4 開発者が勝利者とは限らない 79
オーラはどこから出る? 79
敵を見誤ったばかりに…… 82
3章 痛いところを上手に突け。神さえ君を頼り始める。
1 優等生より異端児になれ 88
反論にも独創性が必要だ 88
万人向けは無個性の別名 91
今無価値だから明日も無価値とは限らない 94
2「自己主張のために組織はある」 97
悪夢を消し去る法 97
「アップルCEOは大統領より難しい」 99
3 隠す価値を覚えよ 102
たとえ恩人を騙しても…… 102
「成功を確信していたわけではない」 105
4 神にも操縦法が必ずある 110
ジョブズの三段階戦術 110
神は細部に宿る 113
激突の後はどうなる? 115
4章失敗したらやめるな。諦めはクセになる。
1 発明よりも製品化が難しい 122
マッキントッシュの遺伝子 122
IBMの誤算 124
2 今日の価値観で明日を見るな 128
優良企業の意志決定の欠点 128
トップダウンは必ずしも悪くない 130
3 リスクを取れば何でも取れる 133
iPhone誕生の日 133
すごいインパクト 135
4 好きなら捨てるな 138
落伍者の集まりだったピクサー 138
常識を覆す人々 140
5 成功は失敗の一部分である 145
発明の反対語は「常識」 145
失敗しても止まるな 147
5章 有益な嘘のほうが、無益な真実より仕事になる。
1 秘密は交渉の寺島の武器 152
不満はビジネスチャンスである 152
自分を実寸以上に見せる技術 154
2 忍耐は「時代が追いつくまで」 158
不利は隠せ 158
交渉の土俵を入れ替える 160
3 得意は武器にも自縄自縛の縄にもなる 164
契約書をいきなり捨てたジョブズ 164
ジョブズは期待値を引き上げる 167
4「勝つ策」と「負けない策」を併用せよ 171
アウトローだからできたこと 171
「会社を畳んだほうがいい」 173
なし崩しも交渉である 175
6章 この世に安定などない次のチャンスがあるだけだ。
1 敵を確定せよ 180
目標は変わっていく 180
成功するこだわりの条件 182
2 全力は必ず何かを残す 186
必要なのは反省より復讐 186
三〇代のジョブズの限界 191
3 余力は何も生まない 195
アウトローのすすめ 195
トップダウンの中央突破 198
4「二番手」は最後尾だと思え 203
環境の変化にいかに対応できるか 203
「キラーアプリ」という思想 207
5 彼らはなぜ失敗し、どう成功したか 213
「手のかかる生徒」ビル・ゲイツ 213
現実主義者と完壁主義者 215
そしてチャンスは彼に歩み寄った 217
参考文献 222