
続ける力
司法試験を受ける人のための塾を開校している著者が
続けることの必要性を難しい司法試験に合格することを例に
説明している。
例えば、モチベーションをあげるよりモチベーションの下げ幅を
小さくする。そのためには、ちょっと難しいことをすることで
挑戦心を保つことが出来ると説明しています。
「記憶するための時間」が最初の記憶のために必要だといっています。
しかも最初の記憶のためには、静かな集中できる場所で、時間をとって
おこなうことで記憶の定着率がアップするようです。
続ける力
伊藤 真 著
幻冬舎 刊
2008/3/30 第1刷
183ページ
¥720E
続ける力 目次
はじめに 3
第一章「続ける」ことはなぜ難しい? 13
一流の人は「続ける技術」を持っている 14
続かないのは「意志が弱いから」ではない 19
「単純で退屈なこと」を長続きさせるコツ 21
続かないのは「時間がとれないから」ではない 24
「例外」を「原則」に替えれば続けられる 28
攻略・克服ではなく、仲間に引き入れよう 30
第二章「やる気」を続ける技術 35
もうタメだと思うときこそ、ゴールが近い 36
ゴールからの発想、全体から部分ヘ 40
ゴールのさらに一歩先をイメージする 42
ゆっくり急げ、他人と比べても意味がない 44
「やればできる、必ずできる」と信じよう 47
やる気は、「上げる」より「下げ幅を小さく」 49
簡単なことより、ちょっと難しいことを 52
マンネリ対策は「ゲーム化」と「リセット」で 54
スランプになるのは、がんばっている証拠 56
「ひとつダメなら、全部ダメ」と思わない 59
「いいとき」はだれにでも必ず訪れる 62
スランプの自分に「ごほうび」をあげよう 65
睡眠・食事・ストレス、どれか二つをプラスに 68
「三時間睡眠」でも元気でいられる 69
必死に考えて下した決断は、必ず正しい 72
第三章一流になる人の学び続ける技術 77
素直に学べない人は、続かない 78
一流の人ほど「基本」を大事にしている 80
間違えて恥をかく場を自ら進んでつくる 82
学校は講師の見た目で選んでよい 85
ネットの書き込みは読まない、近づかない 88
「成功」も「失敗」も等価値である 90
「楽して合格!」式の本は要注意 92
半年に一度は、情報を棚おろしする 94
第四章勉強・仕事をやりとげる計画術 97
計画は、実行するより「立てる」ことが大事 98
遅れていなくても、時期を決めて「見直し」 99
遅れは、取り戻すのでなく「リセット」する 102
やること・やったことを「見える化」する 104
悩みも優先順位も、すべて「紙に書く」 106
「何時間やるか」は「計画」ではない 109
勉強も仕事も、コツは「皿回し」 111
「予備日」と「休日」ははっきり分ける 113
睡眠時間は絶対に削ってはいけない 116
時間は「つくる」のでなく「見つける」もの 118
第五章とっておきの記憶術 121
脳に「大切な情報だ」と錯覚させる 122
感情表現を豊かにすると記憶力が高まる 124
覚えたことを人に話してみる 127
記憶にはゴールデンタイムがある 129
第六章ピンチを切り抜け、事業を続ける 131
創業十年目に訪れた大ピンチ 132
プロジェクト挫折で見えた「なすべきこと」 135
「新しい事業展開」でなく「原点回帰」 137
「変えない」ために、変えていく 141
原因は、自分の側にある 142
「自信」「謙虚さ」、そして「他人への尊敬」 144
第七章「やりたいこと」をやり続ける人生 147
「自分にしかできないこと」は何だろう? 148
迷い続けた三十五歳までの十年間 150
迷ったら自分がワクワクできるほうを選ぶ 152
二十二世紀の人類を幸せにする仕事 154
世間の価値観が揺れても、自分はブレない 157
第八章「続ける」ことから「力」が生まれる 161
「生きる」ことの本質は「続ける」こと 162
「改革」「変革」の名を借りた「過去の否定」 163
平穏な日常は、ある日突然に脅かされる 165
「利他の視線」なくして「本質」は見えない 168
ひとつだけ、どんな願いでもかなうなら? 170
裁判も福祉も、税金のムダ使い? 171
人類の英知が生んだ「続ける技術」 173
「続ける力」はすべての壁を乗り越える 177
おわりに 178