
オタクで女の子な国のモノづくり
トイレでの便座をあたためる機能、これを生み出す感性は、世界の国々のエンジニアにはない。
便座をあたためると用をたすときに気持ちいいと感じて気配りと感受性をもつ
エンジニアがうまれるのは日本人の感性だと著者はいいます。
日本が生み出す贅沢な製品は女の子的な文化をもとにしていて21世紀の
日本の成長のための巨大な潜在能力をもっている。
オタクで女の子な国のモノづくり
川口盛之助 著
講談社 刊
2007/7/17 第1刷
235ページ
¥1500E
オタクで女の子な国のモノづくり 目次
はじめに
第1章 女の子っぼく、子供っぽい日本製晶 11
1「贅沢すぎるほどの便利」を追求する気質 12
2 マシンを簡単にパートナーにする日本人 25
第2章 日本製晶のオタク性・10の法則 35
法則1 擬人化が大好き36
法則2 個人カスタマイズを志向する 63
法則3 人を病みつきにさせる 79
法則4 寸止めを狙う 100
法則5 かすがいの働きをする 117
法則6 「恥ずかしさ」への対策になる 140
法則7 健康長寿を追求する 154
法則8 生活の劇場化を目指す 170
法則9 地球環境を思いやる 186
法則10 ダウンサイジングを図る 196
第3章 「女の子な日本」の正体 211
1 「女の子っぼさ」「子供っぼさ」とは何か 212
2 コンピュータ的な脳で「風流」を感じる日本人 221
3 「オタク的モノづくり」が日本の未来を拓く 226
おわりに 232