
今こそ、21世紀の明治維新を!
現代社会の悪いところを直すためには、明治維新以来140年続いた中央集権的な
教育をやめ、道州制などでの地方分権が必要といっている。
江戸時代などの教育のやり方に、今より優れた方法があったのではと
いっている。それは漢詩の素読だ。記憶力のよい時期に覚え、成長してから
意味がわかるようになる。
時間がかかるが知識を蓄積し、理解することに対しては効率的だという。
今こそ、21世紀の明治維新を!
井口潔、関 良雄、浅井 隆 共著
株式会社 第2海援隊 刊
2009/11/20 初版発行
174ページ
¥1200E
今こそ、21世紀の明治維新を! 目次
プロローグ
日本の「原点」「原風景」を伝えたい2
第一章 大正生まれの二人が語る日本の原風景
大正ロマンと自由思想はなぜ生まれたか 14
震災、平民首相、新しい時代の始まり20
昭和恐慌と世界大恐慌。ミリタリズムはいかに台頭したか23
大正時代の教育には、揺るぎない自信と信念があった27
負けたら負けたで何とかなるわい-----戦中の意外な(?)心持ち35
ミルクホールが学び舎だったけ‥町ぐるみで子供を育てた時代 38
壮絶訓練の真に愛ある叱咤……海軍生活で経験したこと42
第二章 日本人はなぜここまでダメになつてしまったのか
戦後復興の真髄は「志」と「信頼関係」にあった 52
間違った子育ての原点 56
倫理教育はどこへ行った?-----脅す子供、および腰の親と教師 58
シンガポールの成功と日本の決定的な失敗 65
新聞、TV、マスコミの罪74
第三章 日本人よ、今こそ江戸へ帰れ
10歳までの「感性教育」が最重要課題なり78
11歳の漢詩が示す江戸教育の秀逸 84
学び直すべき武士道の本質86
第四章 日本国の建て直し万
国が滅びて若者が立つ!? 98
子供を良く育てるには大人も良く生きねばならない 101
学校の正課で教えるべきこと 106
道州制はなぜ必要か 109
国の中に国をつくる-----北条早雲のあっぱれな生き様 118
文学の力を活用する-----司馬遼太郎の遺言 25
あきらめない人間教育129
「ヒトの法則」を忘れてしまったツケ136
コミュニティーの工夫141
徴農制のススメ146
アフリカの素晴しき家族と〝一隅を照らす″精神 153
エピローグ
将来の日本を変える世代に伝えたいこと 162